スペイン次期首相・サパテロ氏がイラクからのスペイン軍撤退を表明したことについて、アメリカのブッシュ大統領は16日、イラク問題での連携を維持し、イラクから撤退しないよう同盟国に呼びかけました。
ブッシュ大統領はワシントンでアメリカ訪問中のオランダのバルケネンデ首相と会談した後の記者会見で「イラクの自治プロセスが始まる際、イラク駐留連合軍がイラク国民と引き続き連携を強めることは重要だ」と述べました。
バルケネンデ首相は「イラクやアフガニスタンなどの問題でブッシュ大統領と見解が一致している」との考えを示しました。
イタリアやブルガリアそれにウクライナなどの国はそのイラク駐留の軍隊を撤退することはないとそれぞれ表明しました。
同日、中南米のホンジュラスは「今年6月末まで370人のイラク駐留の軍隊をイラクから撤退する」と明らかにしました。
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