国連のアナン事務総長のブラヒミ特別顧問は16日、「イラクのシーア派の指導者であるシスタニ氏は、国連がイラクの再建で引き続き重要な役割を果たすよう希望する」と述べました。
これはブラヒミ特別顧問が当日、国連本部で記者会見を行なった際述べたものです。ブラヒミ特別顧問は、「これはシスタニ氏が、アナン事務総長宛ての手紙の中で表したもので、シスタニシは、国連がイラクで役割を果たすことに反対するという一部のメディアの報道が根拠のないものだと語った」と述べました。
ブラヒミ特別顧問は「国連がイラクの再建で、どんな役割を果たすかということは要求されていないが、イラク人が国連の援助を必要とするならば、国連はしかるべき責任を果たすつもりだ」と述べました。(03/17)
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