イラク統治評議会の25名のメンバーは 8日バグダッドで、戦後イラクでは初めての暫定憲法にあたる基本法に正式に署名しました。
報道によりますと、この基本法主な内容には人権の保障、未来の政府の樹立と民主制度に関する条項などが含まれています。
イラク統治評議会の各派代表は、調印式でそれぞれ演説を行いましたが、イラク統治評議会の今月議長を努めるローム氏はシーア派を代表して「この暫定憲法の調印はイラク国民による占領状態の終了化と民主化の道を切り開いた」と述べました。
アメリカとイギリスは当日、この暫定憲法調印に歓迎の意を示し、アメリカのブッシュ大統領は「これはアメリカを始めとする連合軍当局による予期どおりのイラク国民への主権譲渡にプラスとなる」との考えを示しました。
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