イラクで1月31日アメリカ軍、警察及び市民への襲撃事件が相次いで発生し、多くの犠牲者が出ました。

イラク駐留アメリカ軍のあるスポークスマンによりますと、アメリカ軍のパトロール隊がキルクーク南およそ40キロのところを通過した時、予め置かれてあった爆弾が爆発し、アメリカ軍兵士3人が死亡したということです。去年3月20日イラク戦争が勃発して以来、これで少なくとも522人のアメリカ兵士がイラクで犠牲となりました。

同じ日、イラク北部の都市モスルの中心部にある警察署の前で、自動車爆弾が爆発し、少なくとも９人が死亡、45人が負傷しました。死傷者ほとんどは地元の警察官だとのことです。

当日夜、バグダッド東部の住宅密集地域で、連続して2回迫撃砲による襲撃がありました。病院や現場の目撃者によりますと、合わせて少なくとも６人が死亡したとのことです。（02/01）