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2004-12-10 23:06:29
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中国、日本の政府文書における"中国脅威論"に強い不満表明
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中国外務省の章啓月スポークスマンは10日、北京で記者の質問に答え、「日本がその政府文書で、いわゆる“中国脅威論”を誇張していることに中国側は強い不満を表明する」と述べました。
伝えられるところによると、日本が公布した「防衛計画の大綱」は、渉外の軍事活動を含む日本の軍事安全戦略を大きく見直し、「中国は、核・ミサイル戦力や海・空軍力の近代化を推進、海洋における活動範囲の拡大などを図っている動向には注目していく必要がある」などとしていますが、章啓月スポークスマンはこれについて、「日本がその軍事安全戦略を大幅に見直したことと、そのためにもたらされる影響に深く注目する。歴史的な原因から、日本の軍事安全分野の動向は、これまで非常に敏感な問題となってきた。日本側が、アジア近隣諸国の懸念を十分考慮し、これからも平和発展の道を歩み、軍事安全問題では慎重にことを運び、この地区の平和と安定を維持していくよう希望する」と述べました。
章啓月スポークスマンはさらに、「日本が政府文書で、いわゆる“中国脅威論”を公然と誇張するのとは、如何なる根拠もなく、非常に無責任なことである。中国側はこれに強い不満を表明する。日本側が、中日双方の相互信頼の増進と両国関係の健全な発展にプラスとなることを多くするよう中国側は希望する」と強調しました。
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