北京
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江西省南昌市高新区で20日午後1時ごろ、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」に感染した妊婦が、早期破水により入院して応急手当てを受けなければならなくなり、南昌大学第一付属医院が直ちに応急対応しました。
午後2時1分、妊婦はまず隔離病室で検査と診断を受けました。
午後2時45分、医師は、胎児が大きすぎるため自然分娩できないと判断し、帝王切開の準備をしました。妊婦はオミクロン株に感染していたため、医師や看護師らは特別な防護対策をしました。
午後3時25分、妊婦は陰圧手術室に入りました。手術は順調でしたが、出産後の新生児に窒息が起こり、心肺蘇生の応急手当てを受けました。
1分後の午後3時50分、新生児の泣き声が聞こえました。新生児は体重3950グラムの男児です。新生児と母親は現在、感染を避けるため異なる隔離病室に入っています。オミクロン変異株BA.2の感染者に対する帝王切開は江西省で初めてとのことです。
江西省重大公共衛生事件医学センターの首席専門家、向天新氏によりますと、オミクロン株で母から子へのいわゆる「垂直感染」が起きるかに注目し、新生児に口咽頭スワブ検査を行い、一次スクリーニングでは陰性でした。
新生児は現在、特別な看護を受けているとのことです。(ヒガシ、柳川)