北京
PM2.577
23/19
北京では、オウバイやモクレンが咲き始めています。今日、3月15日の最高気温は20度もありますが、天気予報によると今週後半から気温がぐっと下がり、金曜日には降雪に伴って最高気温が2度に落ちてしまうそうです。いったい春の初頭なのか冬の残りなのか、迷ってしまう季節です。
こんな北京からお届けする今週の番組のメニューです。
▼北京冬季パラリンピックの新技術とレガシー
▼今年の全人代と政協会議で注目された議案・提案
【北京スケッチ】川岸に咲く桃の花(3月14日 平文智撮影)
<お便りありがとう!>
★宮崎県のD.Dさん
旬の話題のコーナー、BGMのBEIJING 2022テーマ曲”一起向未来”が良いですね。BEIJING 2022冬季パラリンピックで飛躍的に躍進しメダル獲得で首位の中国の取り組みが興味深いです。
今大会日本選手団・河合団長のインタビュー。団長自身、2008年のBEIJINGパラリンピックのメダリストで北京とは縁が深い方ですね。そしてやはり選手村食堂で人気の水餃子と北京ダッグの話が出ました。他には選手達が意外とファーストフードや甘い物を食べている事もわかりました。
河合団長の「パラリンピックは人間の可能性への祭典」との言葉は印象的。可能性にチャレンジする精神は、日頃から私達も学びたいと思いますね。
今週最も興味深かったのがCRIインタビュー。全人代から今年の中国経済の課題と数値目標、今後の見通しを経済学の西村教授が解説され大変参考になりました。コロナ下の経済の減速や不動産市場と地方政府財政などの課題はあるものの、中長期的には内需のポテンシャルで経済成長が続くとの見通しにリアルさを感じましたし、改めて中国経済について聴きたいと感じました。
★東京都の三輪徳尋さん
政府活動報告では、環境問題を踏まえ、低炭素のライフスタイルを促し、食料の安全保障を踏まえ、食品の無駄を減らすなどの節約意識を啓発するなど、政府の指導部が思考する政策はとても適切でバランス感が良いと思いました。
習近平主席が「世界中の目が中国に向けられている」と語られましたが、昨年の輸入博、北京冬季オリンピックなどの国際的なイベントを成功裏に終わらせ、多くの国がコロナウイルスによって壊滅的な経済的な損失を受けているなかで「2022年のGDP成長率目標を5.5%前後に設定」し、貧困脱却を成し遂げ共同富裕を掲げた中国の動向に注目が集まることは必然なことだと思います。
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