北京
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3月8日は国際女性デーです。中国の女性労働者数は1億3700万人。中国の労働組合の全国的連合組織である中華全国総工会は、「女性権益保障法」「女性従業員労働保護特別規定」などの法律・法規の貫徹・実施を積極的に推進し、女性労働者の合法的権益と特殊利益を守っていくとしています。
貴州省と湖北省で8日、省の「女性従業員労働保護規定」が施行されました。女性労働者の生理・妊娠・出産・授乳の期間や更年期における生理的特徴をめぐって、労働強度の低下や労働ポストの変更、必要な休憩時間の取得などを規定しています。
これに先立ち、黒竜江省の「女性従業員労働保護条例」が1月1日から施行されています。同条例では、女性労働者の産休期間の出産手当支給期間を98日から158日に延ばすことが規定されています。江蘇省では今年から、女性労働者の出産休暇を158日に延長し、男性は出産付添休暇を15日間取得できます。
2012年施行の中国の「女性従業員労働保護特別規定」では、女性労働者の生理・妊娠・出産・授乳の期間などの特殊な時期を保護することや、出産前検査を労働時間と見なすこと、産休日数の延長、産休給与と流産休暇給与の提供、出産費用の負担、授乳時間の確保、雇用先が負う法的責任などについて明確に規定しています。現在までに全国16の省、市、自治区で「女性従業員労働保護特別規定」の地方条例または規則が制定されています。(Mou、柳川)
工場で働く女性労働者