北京
PM2.577
23/19
王毅国務委員兼外交部長が7日の記者会見で、ウクライナ問題についての質問に答えた際、「ウクライナ情勢が今日のような局面に至ったのは、様々な要因による結果だ。複雑な問題の解決に必要なのは、冷静さと理性であり、火に油を注いで対立を激化させることではない」と強調したうえで、「中国側は、現在の危機を解決するには国連憲章の主旨と原則を堅持し、各国の主権と領土保全を尊重・保障しなければならず、安全の分割不可能原則を堅持して当事国の合理的な関心を考慮しなければならず、対話と協議を通して平和的な方法による紛争の解決を堅持しなければならないと考えている。そして、地域の長期にわたる安定に着眼し、均衡的で有効的かつ持続可能な欧州の安全保障メカニズムを構築しなければならないと考えている」と述べました。
さらに、王外交部長は「情勢が緊迫すればするほど、平和交渉は止めるべきではない。食い違いが大きければ大きいほど、座り込んで協議する必要がある。中国側は引き続き建設的な役割を果たし、必要な時に国際社会と共に必要な斡旋を展開する用意がある」と語りました。(ミン・イヒョウ、謙)