北京
PM2.577
23/19
日本の安倍晋三元首相はこのほどテレビ番組で、ロシアとウクライナの情勢を踏まえ、日本国内でも米国との「核共有(核シェアリング)」について議論する必要があり、また、米国は対台湾政策に関して曖昧戦略を捨てるべきだと述べたと報道されています。
これに対し、外交部の汪文斌報道官は28日の定例記者会見で、「台湾は中国の問題であり、日本には関係ない」と強調しました。
汪報道官は、「中国は日本に対し、歴史を深く反省し、中日の4つの政治文書の原則とこれまでの約束を守り、台湾問題について言動を慎み、挑発行為を止めるよう強く求める。日本の政治関係者はこのところ、台湾について誤った発言を頻繁に行い、さらには『非核三原則』や『核兵器不拡散条約』加盟国の義務に背く妄言を吐き、米国との『核共有』を話題に取り上げている。これは、日本国内に潜む軍国主義の危険な動向の表れだ」と指摘しました。(鵬、鳴海)