一人で父親の看病をする障害のある男性、初の人工関節置換手術が成功

2022-02-21 13:10  CRI

    黒竜江省佳木斯(ジャムス)市在住の男性、張暁東さん(37歳)は2008年に強直性脊椎炎を患い、発見が遅れたため、最良の治療時間を逃し、若くして寝たきりの障害者になりました。さらに2015年に張暁東さんの母親は卵巣がんで亡くなり、その後3カ月張さんの世話をしていた父親も脳出血が再発し半身不随になりました。

    体が不自由になってから12年後、張さんは、自分と父の世話をしていた伯父と伯母が年を取ったことを考慮して、自ら生活することを決め、父と一緒に独立した生活を始めました。

    1日3食、洗面して体を拭き、張さんは父と寄り添う生活を送っています。張さんは2019年、ネット上で父との日常生活を生中継で配信し始めました。いつも朝5時過ぎに起きて6時過ぎにご飯を作り、そして洗面や歯磨きが終わってから父の世話をし、10時半に昼食を作ります。1日のスケジュールはいっぱいで充実しています。日常生活を記録する動画の中で、張さんは「ロマンチックな宇宙を心の中に置きながら、世の中の日常を大切にしている」と書いています。

    張さんの頑張りと明るさは多くの人を感動させました。昨年、四川省成都市第三人民病院骨科主任の梁益建医師はネット上の報道に注目し、メディア勤務の友人を通じて張さんに連絡し、無料で手術をしたいと表明しました。最初の手術はこのほど完了し、梁医師は「左の股関節と膝関節を変えたが、今は状況が非常に良い。右側の手術が完了すると、しばらくリハビリを行い、筋肉の力を鍛える。彼はもう長い間歩いていないので、歩くことができるまでに回復させる」と話しました。(Mou、浅野)

一人で父親の看病をする障害のある男性、初の人工関節置換手術が成功

父親の世話をする張さん

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10月29日放送分
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