北京
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習近平国家主席は3日、国際オリンピック委員会(IOC)第139回総会にビデオ形式であいさつを行いました。
習主席はバッハIOC会長やIOC委員に対して、中国の旧正月に「双奥之城(夏冬の両方のオリンピック開催都市)」北京に集い、IOC第139回総会を開催することを歓迎すると表明しました。
さらに「現在、世界は百年にない大きな変局と新型コロナウイルスのパンデミックが重なり、世界は激変する時期に入り、人類は複数の試練に直面している。IOCはオリンピック運動を指導し、勇敢に前進し、世界が困難を克服し、団結協力を推進するために重要で独特な役割を果たしている」とし、IOCが長期にわたって中国のスポーツ事業の発展に積極的な貢献をし、中国の冬季オリンピックの招致と準備に大いなる支持と指導を与えたことに感謝の意を示しました。
習主席はまた、「中国はオリンピックに前向きに参加し、オリンピック精神の発揚を貫き、オリンピックの理想の断固とした追求者と行動派である。中国は冬季オリンピックの開催準備を通じて、3億人がウインタースポーツに参加することを促した。これによって地域の発展、生態整備、グリーンなイノベーション、人民の生活改善が推進され、世界のウインタースポーツの発展のためにより広い空間が切り開かれた」と述べました。
習主席は、「中国はすでに準備ができている。できる限り簡素で安全、かつ素晴らしい大会を世界に捧げ、『より速く、より高く、より強く、より団結』というオリンピックのモットーを実行していく」と表明しました。(Mou、浅野)