北京
PM2.577
23/19
北京冬季五輪の開幕を翌日に控えた3日、北京市中心部にある什刹海スケート場では、冬季五輪に関する展示や氷上イベントが開催され、多彩な氷上の遊びを楽しむ大勢の市民で賑わいました。
スピードスケートを楽しむ北京市民
湖を利用した什刹海スケート場は、北京で最も有名な露天スケート場です。その歴史は古く、明代にはすでに冬の遊びの名所として有名でした。什刹海水域の面積は約34万平方メートル。今年スケート場として公開されている面積は16万平方メートル。12000人が同時に氷上に乗ることができる広大なスケート場です。
アイスホッケーをする少年たち
今年は、アイスカー、アイスサイクリング、アイスドラゴンボート、アイスバイク、雪の滑り台など、10種類以上の氷上アトラクションが用意され、観光客も自由に楽しむことができます。最も人気があるのは雪の滑り台です。高い台から飛ぶように雪道を滑り降りるスピードとスリルに、子供も大人もの歓声を上げて楽しんでいます。
中国国家体育総局が発表したデータによりますと、2020年末の時点で、中国のウィンタースポーツへの参加人数は3億4600万人に達しました。中国には654カ所の標準スケート場と803カ所の屋内外の各種スキー場が設置されており、「3億人をウィンタースポーツに参加させる」という壮大な目標はすでに現実のものとみられています。(取材:趙雲莎)
子供たちがアイスカートを体験
広々とした露天の什刹海スケート場
雪の滑り台を楽しむ子供たち