北京
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1月31日午後8時、中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)による恒例の年越し番組「春晩」こと『2022年春節聯歓晩会(春節の夕べ)』が、予定通り放送されました。
720度の環状スクリーンとXRやARなどバーチャル技術の活用によって文化的な舞台を届けた今年の「春晩」は国内外の視聴者とメディアから広く注目され、1月31日24時時点での平均視聴率は21.93%に達しました。また、ネットを通じたライブ配信やオンデマンド配信の再生回数は49億3200万回と、昨年に比べて大幅に増加しました。
今回、初の試みとして配信された「縦画面で観る春晩」の累計視聴者数は2億人で、そのうち30歳以下が50%以上を占めました。縦画面での配信はネットユーザーの好評を博し、番組につけられた「いいね!」の数は3億6000万回に達しました。
海外では、米国、カナダ、フランス、イタリア、ロシア、日本、ブラジル、オーストラリア、インド、アラブ首長国連邦、シンガポール、南アフリカなど170以上の国と地域の600以上のメディアが「春晩」のライブ配信と報道を行いました。また、CNTVおよびCGTNのソーシャルメディアアカウントを通じてライブ配信を視聴した海外ユーザーの視聴回数は3524万回となり、昨年より約1658万回増加しました。
今年の「春晩」では、「新しい道のりの迎春曲、春節の歓喜の歌」を主旨に、中国共産党創立100周年、農村振興、生態文明、冬季オリンピック大会、中国の宇宙飛行事業などのテーマを反映した、新しい時代と新しい道のりの壮大で美しいビジョンが描かれました。
国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長が初めてCMGの「春晩」の舞台に立ち、中国語で新春の祝福を述べ、まもなく始まる北京冬季オリンピックの開催を祝賀しました。(ヒガシ、謙)