北京
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中国の次世代キャリアロケット「長征8号遥2」が、出荷前のすべての開発作業を完了し、1月21日、中国海南省の文昌衛星発射場に無事到着したことを、中国航天科技集団第一研究院が明らかにしました。このあと、発射場での最終組み立てとテスト作業を終え、2月下旬から3月上旬を目処に今年初の打ち上げが実行される予定です。
研究院の関係者によりますと、キャリアロケット「長征8号」は、環境にやさしいクリーンな液体推進剤を採用し、モジュールの組み合わせという考え方に従って開発され、現役と次世代、双方のキャリアロケット開発の成果を十分に吸収し、高い継承性や先進性、適応性、経済性を有しています。これにより、中国の太陽同期軌道への打ち上げ能力のギャップを埋めると同時に、将来、中・低軌道での高密度な打ち上げ任務の需要を満たすことができるとのことです。(玉華・井上)