北京
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四川省寧南県と雲南省巧家県の境を流れる金沙江にある白鶴灘右岸発電所の第9号の100万キロワット発電機の回転子のつり込み作業が19日、完了しました。これにより、同発電所の100万キロワット水力タービン発電機16基の回転子のつり込み作業が全て完了し、水力タービン関係の設置作業が全て終わろうとしています。
回転子は水力タービン発電機の「心臓」と呼ばれ、その設置の質は発電機の安定性とエネルギー転化効率に直接関係しています。同発電所は世界で単一設備容量が最大の100万キロワット水力タービン発電機を有しています。今年6月28日に第1陣となる発電機が正式に稼働・発電を開始したことにより、中国のハイエンド設備の製造が大きな突破を実現しました。今年に入り、2基(14号、15号)のユニットが予定通りに稼働・発電を開始し、もう2基がユニットの設置と調整を終えて電力網との接続を待っています。また、回転子の設置が完了したユニットと、回転子のつり込み作業が完了したユニットが、それぞれ5基あるということです。(閣、柳川)
白鶴灘水力発電所、最後の100万キロワット発電機の回転子のつり込み完了