北京
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①東京 壱岐 一郎
本年12月3日は延安新華放送局の80周年、日本の侵略下では英雄的事業でした。小生は、仙台・東北大学の旧友・陳栄芳兄の指導で57歳で勤務し、以来、多くの友人と親しくしています。新時代の貴局のご発展を祈ります。
なお、延安当時の日本語は王学文、労農学校校長が日本人捕虜を指導したといいます。王学文氏は日本の旧制四高(金沢)・京都大に学び、作家・井上靖や小生(金沢最年少)の先輩です。
②東京都東久留米市 細谷 正夫
中国国際放送局の対外放送開始80周年、そして、日本語放送開始80周年、誠におめでとうございます。ラジオ放送の特集番組、ホームページの特設サイトにおいて、様々な記念番組を聴き、貴重な映像を見ることができて、制作されたスタッフの皆様には本当に感謝申し上げます。中国国際放送局の日本語部が益々発展されますように、お祈り申し上げます。
③東京都大田区 三輪 徳尋
日本では、大きな工場を中心としてトヨタ自動車による生産方式であるリーン生産方式にならった生産管理が導入され、いまでは、大企業などでも取り入れられるようになり、効率的な管理運営がなされ、高い生産性をあげることが出来ています。
一方で、下請けとして部品などを作っている中小零細の生産工場では、生産性を向上させるための資金を得たり人手不足を補うための資金を得るためには、部品の単価へコストを転嫁しなければ立ち行かないことは明らかで、製造単価への転嫁は難しく、発注される金額は低く抑えられたままとなっています。
必然的に低賃金とならざるを得ないこともあって、生産性を上げるどころか、コンプライアンス的にも問題視されるなど、慢性的な人手不足となり、後継者も無く、長年築いてきた物づくりを支える貴重な技術は、こうした工場の閉鎖と共に失われようとしています。「生産性向上」を日本の政府も目指して、支援策などが幾つも公表されていますが、一定の規模が有る工場や極めて高い専門性を持つ工場などが対象で、資金も全額ではなく、十分な支援策だとは思えません。不十分な政策では、日本のものづくりを支えてきた地味で本当に小さな工場などが、支援を受け次世代に経営を引き継ごうとする意欲はわかないと思います。この先、数十年先を見越したプランに基づいた具体的な戦略的な対策は貧弱で、取り組みも疎かになっているように思います。
以上のお便りを12月15日(水)ラジオ番組「中日交流カフェ」でも紹介しています。 水曜日の「ハイウェイ北京」からお聴き下さい。
ハイウェイ北京・水曜日 https://japanese.cri.cn/radio/wednesday