北京
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23/19
CRI日本語放送の新年特別番組「紅白歌比べ知恵比べ」。2022年は新たな試みとして3時間スペシャルでお届けします。日本語部スタッフは今、収録の準備に取り組んでいるところです。皆さんぜひご期待ください。
さて、今週の番組のメニューです。
▼【スペシャル・バスケット】コロナ禍でも400作品の応募 第8回パンダ杯全日本青年作文コンクール
▼【日本語放送開始80周年記念】②王艾英さん~新中国の声を世界に 北京放送局の開局
第8回パンダ杯全日本青年作文コンクールの表彰式
コロナ禍でも400作品の応募 パンダ杯全日本青年作文コンクール8回目
「わたしと中国」をテーマとする、16~35歳の日本人を対象にした作文コンクール「パンダ杯全日本青年作文コンクール2021」(以下:パンダ杯)の表彰式が23日午後、北京会場と日本各地にいる参加者をオンラインで結んで開かれました。主催側と後援団体の代表、審査員、受賞者ら約100人が出席しました。
パンダ杯は、中国駐日本大使館、中国外文局アジア太平洋広報センター、日本科学協会の共同主催により、2014年から毎年実施されてきました。8回目の今年は、去年に引き続きコロナ禍の中での開催にもかかわらず、日本全国から過去最多の約400件の応募があり、そのうち55作品が受賞しました。
東京からリモートで参加した孔鉉佑中国駐日本大使は、「皆さんの作文からは、国境を超えた家族のような絆や友情と愛情、二千年も続く中日の文化交流、平和・融和・調和を重んじる中国人の精神性が読み取れた。作文の中で中国を第二の故郷にたとえる若者もいたことに特に心を打たれた」と感想を述べました。そのうえで、 「中日関係の行く末は青年たちにかかっている。両国のより多くの青年たちに、志を同じくする仲間となって、両国関係により多くの活力を注いでほしい」と期待を寄せました。
受賞者の一人である森楽歩(もりらくほ)さんは、中国人との交流において先入観がもたらす危険性と、正しい情報を選び取る重要性を痛感した経験を作文にしました。受賞式では「両国は切っても切り離せない存在。懸け橋になれるよう努めていきたい」と意気込みを語りました。
湖北省の恩施市で日本語教師をしていた経験をもつ築切佑果(つききりゆか)さんは2年連続での受賞です。昨年の続編とも言える内容で、新型コロナウイルスの日本での感染拡大を知った教え子からの、日本語で書かれた応援メッセージに励まされたという実体験を綴りました。築切さんは「今は中国へ行くのは困難だが、日本でできる日中の交流を実践していきたい」と前向きな姿勢を示しました。
パンダ杯には、過去8回で日本全土から合わせて約3500作品の応募があり、受賞して中国訪問に招待された日本の青年は約120人に上っています。
【人民中国関連ページへのご案内】
2021 Panda杯 全日本青年作文コンクール審査結果発表
北京スケッチ(11月26日 平文智撮影)
<お便りありがとう!>
★東京都大田区・三輪徳尋さん
日本は、先日、正式にRCEP「地域包括的経済パートナーシップ協定」を承認する手続きを完了しました。
この協定によって、日本は、一衣帯水の隣国との関係性をさらに強めることができ、ただ関税を引き下げることにとどまることなく、様々な分野でのサプライチェーンの効率をさらに高め、貿易と投資がさらに促進されるものと思います。今回のRCEPの効果は、日本がこれまでに締結したすべての貿易協定を超え、現状、米国が抜けたCPTPPに比べて、比較にならないほど大きく経済的な向上が期待できると思います。
(中略)本年9月に、CPTPP「環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定」への中国政府の加入申請がなされましたが、率先して自国の利益を優先して撤退した米国が関係国へ中国の加入を妨害する様々な働きかけがなされたりと、加入の手続きが、遅々として進展が見られないことは、混沌とした世界情勢においてとても大きな損失であると思います。敗戦後一貫して、常に米国に追従し、世界の中でリーダーシップを取ることが無かった日本としては、いまこそ、早期に英断を下し、中国と共に、高度な自由貿易基準を提供するためのプラットフォームであるCPTPPを提供することができたならば、多くの国々に極めて大きな恩恵を与え、世界から大きな期待に応えることが出来ると思います。
★東京都・細谷正夫さん
80周年特集番組とは別に、ラジオドラマ「日本語放送の黎明を支えた女性 原清子、怒涛の生涯」を、日本語部スタッフの総出演で制作されることを願っています。
★CRI元日本人スタッフ・坂東弘美さん
80周年の記念番組の第一回の放送として原清子さんを取り上げ、その声も再現してくれたこと、懐かしくもあり、あらためて日本の若い人達に、平和のために働いた先輩たちのことを伝えていかねばと思ったことでした。
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