北京
PM2.577
23/19
外交部の汪文斌報道官は12日の定例記者会見で、アフガニスタン問題をめぐる中国、米国、ロシア、パキスタンの4者協議について紹介しました。
汪報道官によりますと、中米露とパキスタンの4カ国はイスラマバードで11日、アフガニスタン問題に関する「中米露+」協議メカニズムの拡大会議を開き、アフガニスタンの最新情勢について意見交換したということです。
会議に参加した外交部アフガニスタン問題担当の岳暁勇特使は、アフガニスタン問題における中国側の政策や立場を紹介し、アフガニスタンは政治・経済・テロ撲滅・人道主義という4つの試練にさらされていると表明しました。また、各側はアフガニスタンの主権・独立・領土保全を尊重するという前提のもとで、引き続き建設的なやり方でアフガニスタンとの対話を続けていくべきだと示しました。
協議後、4カ国は共同声明を発表し、アフガニスタンの主権・独立・領土保全を尊重したうえで、アフガニスタン臨時政府との実務的な接触を保ちながら、アフガニスタンへの緊急人道支援と経済援助を行うことを国際社会に呼びかけました。(Lin、謙)