北京
PM2.577
23/19
中国の国慶節連休(10月1日からの7日間)最終日の7日、一時帰省した人々は次々に働く町に戻りました。中国の大型連休のUターンラッシュでは、自動車のトランクが食べ物やその他の品でいっぱいになることが特徴です。それほど高価なものはありませんが、両親はじめ家族の皆さんからの愛情がたっぷり込められているわけです。
中国のネット上では「私の車のトランクは両親からの土産が詰めきれずに、まるで爆発状態だ。故郷を離れた私が、食事や日常生活にこと欠くと思っているのだろうか。まるで実家にある食べられるものを全部運んでいるみたいだ」などとの感想が書かれています。
さて、今週の番組のメニューです。
<スポーツの秋>中国テニス事情:中国で大衆化が進むテニス
中国のネットユーザーが投稿した車のトランクの写真
<お便りありがとう!>
★宮崎県のD.Dさん
13日未明に、サッカーW杯アジア予選の中国vsサウジ戦が行われますね。
中国国家代表チームには是非、サウジ戦はじめ残りの試合も奮闘勝利され予選突破、W杯本戦出場を祈っております!
今回の予選は、我が日本代表の雲行きが怪しいですが、未だ頑張り次第で可能性は充分あると思っています。
★東京都の三輪徳尋さん
日本は国土が狭く、山間部が多く、平地が少ない為に、どうしても大陸部にある国々と比べて、高速道路や有料道路であっても、相対的に道幅が狭く、高低差が激しく、カーブが多い様に思います。
そうした道路事情もあって、日本で自動運転のトラックが公道で多くの荷物を運ぶ日を見るまでには、まだまだ時間がかかるものと思います。これからの時代、少子高齢化によってますます労働人口が減って、ECショップが売上を伸ばしていることからすれば、日本で問題となっている運送業界を取り巻く労働環境を改善するためにこうした自動運転技術は積極的に導入されることが望ましいと思います。
高度な自動運転の技術は、人為的なミスによる交通事故を減らす画期的な技術で、多くの人に大きな恩恵を与えると思います。特に技術運転手の確保が難しい運送業界には、とても恩恵がある技術なのだと思います。また、公共交通が十分ではない地方都市などで、自動運転によるタクシーが安いコストで利用できるようになれば、都市部とは違った交通の利便性が生まれるなど、地方の活性化にもつながる技術だと思います。
人間が普通に運転する自動車であっても、大型車では、普通車とは異なる特別な技術も必要で、免許の取得にも制限がなされていることからすれば、大型トラックの自動運転技術においても大きくて重量が有るトラックの技術開発には特別なものが必要になるのだろうと思います。こうした大型トラックの自動運転による実証試験が中国でいち早く行われていることに驚かされました。
日本の企業も幾つか参画されているようですので、こうした実証試験の結果などを糧として大いに活用して、日本でも自動運転の大型トラックや自動運転タクシーが大いに活躍する日が、早く訪れることに期待しています。
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