中国国際漫画・アニメフェス、感染対策を徹底化

　9月29日から10月4日までの日程で開催される第17回中国国際漫画・アニメフェスティバルが、杭州濱江白馬湖のほとりで幕開けしました。新型コロナのパンデミックが続く中開かれる今回のフェスティバルは、徹底した感染症対策が取られています。

第17回中国国際漫画・アニメフェスティバルの会場に設置されたPCR検査地点

　会期中に開かれる漫画・アニメ産業博覧会は、全入場者を対象に実名の電子チケットを適用し、入場券はネットで予約し、売り切れ次第販売終了となります。入場時は必ずPCR検査の陰性証明と「行程カード」（行動履歴）、「杭州健康コード」（個人の健康情報を示すQRコード）を提示し、赤外線体温測定や身分証明書の照合を受ける必要があります。

出展企業のスタッフが提示を求められる「行程カード」や「健康コード」

　見学に訪れる浙江省外の人は48時間以内のPCR検査陰性の報告を所持して杭州に行き、杭州に到着した後にもう一度PCR検査を受けて陰性の証明書を所持して初めて入場できます。

会場に設置されたPCR検査地点で検査を受ける記者

　また、会場では他人と1メートル以上の距離を保ち、マスクを着用することが求められます。（Mou、浅野）