北京
PM2.577
23/19
今月10日から13日にかけ、世界ロボット大会2021が北京で開催されました。日本の産業用ロボットのメーカー・安川電機、空気圧制御機器メーカー・SMCを含む世界各国の130社余りが出展、新製品など500種余りが展示されました。
ロボットアームというと、車の製造や荷物の運搬に使われるというイメージですが、今は書道家並みのきれいな字を書くものや、腹腔鏡手術を行うロボットアームも開発されています。また、ゴミの分別をサポートしてくれて、直接声を出して聞けば、生ごみか有害ごみかその種類に合ったゴミ箱の蓋が開く「AIゴミ置き場」や、人間の代わりにペットと遊んだり、餌をやったりしてくれるロボットも展示されました。ロボットの開発はいつの間にかここまで進んできているのですね。
さて、今週の番組のメニューです。
▼【旬な話題】中国の大学生、卒業後10年以内で年収1700万円?
▼【CRIインタビュー】東京パラリンピックを振り返って~車いすテニス中国代表ヘッドコーチ・董福利さんに聞く
董福利さん・東京2020大会にて
董福利さん(真ん中)と車いすテニス中国代表選手たち
<お便りありがとう!>
★東京都の三輪徳尋さん
中国の方々が、日本への旅行に強い関心を持ち続けて下さり、海外旅行の行き先として日本を選んでいただけていることは、とても嬉しく思います。
日本では、緊急事態宣言下でありながら、高齢者を中心としてワクチン接種が進んだことが有り、国内観光をする人も増えてきていますが、コロナウイルスとの戦いを終えた、中国であっても、春節には移動を抑制する対策などがとられるなど、なかなか以前のようにはならないほど、感染症を駆逐することは困難であって、たとえ、共存しながらインバウンド観光や国内旅行を活発化させるにしても、今以上に安心・安全へのハード面、ソフト面の態勢を強化して、コロナウイルスが有る中である程度のリスクを押してでも「出かけて見たい」と思わせる「コンテンツ」、リピートしたくなるようなホスピタリティがある「もてなし」、小規模なお土産屋でも「キャッシュレス」への対応などが必要になると思います。
★宮崎県のD.Dさん
五輪~パラリンとスポーツイベント目白押しの中で、サッカーW杯アジア予選まで迎えましたネ。
私は火曜ハイウエイの影響もあり、すっかり中国ファンにもなっているので、五輪でもパラリンでも日本VS中国の試合は中立の気持ちで、どちらが勝っても良い、どちらにも勝って欲しいという感覚で観ています。サッカーは今回日本チームにサポーターの厳しい声もありますが、W杯本選には両国共に進みたいですね。
★名古屋市のゲンさん
名古屋もやっと夏が終わり、涼しくなりました。
番組を聴いていたら、私の選挙区の衆議院議員の近藤昭一さんの声が出てきて、とてもCRIを身近に感じました。彼は日中の交流に長く力を注いでいる方です。勿論、後藤鉀二さんのご努力は素晴らしいのですが、子孫に脈々とその精神が継がれていることを知り名古屋は鼻高さんです。
パラリンピック終了にもふさわしいタイミングでした。記念シンポジウムのレポートでは、両国の若者も登場し、爽やかな印象が残りました。両国は引っ越しのできない関係だって、いつも言われますが、いやいや、どこか適当な環境の星が見つかったら、どっちかの国が引っ越す時代が来るかもしれませんよ。未来と過去が混在する番組は、歴史の変遷を感じ、楽しいです。
何はともあれ、私たち同時代を生きているおじさんやおばさんは、日中の平和に尽くしたいですね。
【北京スケッチ】下校風景(9月10日、平文智撮影、西城区にて)
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