北京
PM2.577
23/19
今日の番組は中国の名門大学合格者を輩出した四川省の山奥の高校の話や、高齢者でも気軽にインターネットが使えるよう工夫をしている話、そして高齢化の加速と教員育成に関する話題などについてお送りします。
●四川省の涼山彝(イ)族自治州にある雷派中学(高校)では、今年も清華大学などの名門に受かった卒業生が複数出ました。インターネットを通じて質の高い教育資源を共有し、山奥にある学校でも生徒たちは北京や成都の教師に教わることができるようになっていることが背景の一つです。
●高齢者もインターネットを気軽に使えるよう、中国では当局は今年から、スマートフォン向けプリケーションの高齢者向けの改造、および情報アクセシビリティの向上に取り組んでいます。
●中国は149都市において、総人口に占める65歳以上の割合が7%を超えるいわゆる「高齢社会」に突入し、主に東北部、成都・重慶都市群、黄河中・下流、中部、長江デルタに集中しています。
●中国では小・中・高校の専任教員の総数は2020年に1222万8100人まで増加しています。教員数が増えたものの、高齢化の加速、小学校教員の男女比のアンバランス、それに教育学を専門とする教員の割合の低下などといった課題もあります。
詳しくは番組をお聞きください。