北京
PM2.577
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王毅国務委員兼外交部長は29日、求めに応じて米国のブリンケン国務長官と電話会談し、アフガニスタン情勢や中米関係などについて意見交換しました。
王外交部長は、「アフガニスタン国内の情勢はすでに根本的な変化が生じている。各国はタリバンと接触し積極的な方向に導く必要がある。米国はアフガニスタンの主権独立を尊重する前提の下で、実際の行動を示し、アフガニスタンのテロ抑制と暴力停止を助け、二重基準を適用したり選択的にテロと戦ったりすべきではない」と述べました。
中米関係については、「中国は、米国の対中姿勢を踏まえて米国との接触のあり方を考えていく。米国が、中米関係が正しい軌道に戻ることを望むなら、これ以上中国を中傷・攻撃したり、中国の主権・安全保障・発展の利益を損なうべきではない。米国は中国が提示した2つのリストと3つのレッドラインを真剣に受け止めるべきだ」と述べました。
王外交部長はまた、米情報機関がこのほどでっち上げた新型コロナウイルスの起源を巡る調査報告書への「断固反対」も表明しました。(雲、柳川)