北京
PM2.577
23/19
①熊本県上天草市 小野 歩
私は今年の夏も熊本県の親戚宅に帰省中です。普通、親戚宅に「帰省」とは言いませんが、私の高校時代、両親が海外赴任していたため、こちらの親戚に国内での保護者代わりをお願いしていました。そういうわけで、京都の高校が休暇になると、いつもこちらのお宅に「帰省」していたわけです。熊本県の家ではラジオの受信状態がたいへん良好で、古いトランジスタラジオを拝借して海外からの放送を聞くのが恒例の楽しみとなっております。夕食後は北京からの日本語放送を聞きながらくつろいでいます。
番組では、「レビューサイト」、「SNS」、「オフラインショッピング」など、今時のカタカナ単語が普通に多用されていて、56歳の昭和の人間にとっては隔世の感があります。流れる音楽も、中国語の優しいひびきも相まって、心地のよいポップな曲が多いですね。選曲者のセンスが光ります。一年延期しての東京五輪も無事終わりましたが、来年は早くも北京での冬季オリンピックが開催されますね。CRIの皆様もそろそろ特別番組の計画などで忙しくなるのではないでしょうか?冬季オリンピックでは観客を入れての通常開催となるのでしょうか?冬のスポーツでも中国選手の大活躍を期待しています。
②東京都葛飾区 中川峰郎
5月、6月のベリカードをお送りいただきましてありがとうございました。7月の受信報告書を遅れましたが送付いたします。
いよいよオリンピックも今日で終わりです。日本の選手団は大健闘しましたが、中国選手団の活躍も素晴らしいものがあります。日中卓球選手の日頃の交流の話(特に伊藤美誠選手)も話題になっていて、お互いが敬意を持って接するというのは大事なことだと思いました。
今回も「56の民族、56輪の花」もお祭りの話が中心で非常に興味深い内容でした。特に夏という季節ですと水かけ祭りなどは非常に楽しいと思います。日本も夏祭りの神輿などでは水掛けもありますが、コロナの状況下では叶わず残念です。また、これからも報告いたします。
③東京都大田区 三輪 徳尋
日本では、コロナウイルス感染拡大による外出自粛が長引き、一部では在宅勤務が定着しました。そのことで、アパレル業界を中心として、採算が合わない実店舗を閉めて撤退する事例がかなり多くなっています。中国のECは、日本の現状とは比べ物にならないほど大きな市場で、オフラインショップの技術もキャッシュレス化もはるかに進んでいるなかで、実店舗の経営は、日本と同じ様に厳しいものなのかと思っていました。今日の番組の話題を聞いて、オフラインの実店舗を運営する意味が「試着、試用、試食ができる」「質を確かめることができる」と言った、実物の商品を手に取らなければできない体験を付加価値としてことを提供することにあるのだと感じました。このことは、実店舗の強みでもあり、その価値なのだと思います。
日本でも、多くの人がネットで欲しい商品の情報やクチコミなどを見て十分に検討し、実店舗との価格も比較して購入する場合も多く見られる現状だと思うのですが、ECでは提供できない体験を提供することを重視して、ECとの連携、デジタル技術を十分に活用した実店舗の経営形態は多いとは言えません。日本でも、実店舗で商品を実際に手にとって、販売員さんのお話を聞いてショッピングを楽しみたいという需要はありますが、「オンラインでは得られない特別な価値がある」と思わせるだけの体験を提供することはかなりの知恵を絞らなければならないのだろうと思います。実際の店舗で、素敵な体験をしながらのお買い物を楽しもうと思えるようなお店が増えてくれることに期待しています。
以上のお便りを8月18日(水)ラジオ番組「中日交流カフェ」でも紹介しています。 水曜日の「ハイウェイ北京」からお聴き下さい。
ハイウェイ北京・水曜日 https://japanese.cri.cn/radio/wednesday