731部隊からフォート・デトリックまで 米はなぜ正々堂々と対応しない?

2021-07-30 21:53  CRI

 外交部が先日の定例記者会見で取り上げた、中国を侵略した日本軍「731部隊」の3枚の報告書が注目を集めています。これらは、「炭素菌実験報告」「鼻疽菌実験報告」「ペスト実験報告」という3つの人体実験報告書です。そのカバーには「メリーランド州フォート・デトリック基地生物戦実験室」と明確に書かれています。

731部隊からフォート・デトリックまで 米はなぜ正々堂々と対応しない?

キャプション:731部隊の「炭素菌実験報告」のカバー

 悪名高い731部隊は米研究施設フォート・デトリックとの間に、緊密なつながりを持っていました。いくつもの報道、文章、ドキュメンタリーなどが、この闇に隠された歴史を暴露しています。

 米国立公文書館のデータベースによりますと、1946年から1949年の間に、60件近くの731部隊関連のインタビューや研究がフォート・デトリックで行われたということです。

 また、公開された資料によりますと、731部隊の実験データを入手するため、米国は当時25万円を支払ったということです。731部隊の石井四郎部隊長は戦後に フォート・デトリックの生物兵器の顧問を務めたことがあります。

 1956年にフォート・デトリックは米国連邦政府に生物研究の永久的な基地と指定されました。生物戦のレベルを世界トップに維持するために、米軍はフォート・デトリック基地で驚くべき一連の実験を展開しました。

 

 2019年7月と8月、フォート・デトリックの内部報告で2回も流失事故が発生していたことが分かりました。米疾病対策センター(CDC)が現場調査と評価をした後で、研究プロジェクトを停止させると決めました。しかし、閉鎖されてまもなく稼働を再開しています。

 新型コロナ感染症の発生以降、米国の一部の政客は声高にウソをでっち上げる一方で、フォート・デトリック基地の閉鎖の原因については口をつぐんでいます。

 

 第2次世界大戦以後、米国は、731部隊による重大な犯罪を隠滅しました。その数十年後、似たような手口で、世界中に設立されている200以上の生物実験室の行動を隠しています。(李)

 
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李轶豪