北京
PM2.577
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今日の番組は中国女性の過体重者の増加の話や、働くZ世代の経済状況の話、それに新型コロナウイルスワクチンに関する話題や、北京冬季オリンピックの選手用スマートベッドの生産開始などについてお送りします。
●中国の女性は健康状態が大きく改善された一方で、過体重者の数は上昇して3割を占めるようになりました。とりわけ都市部で働く18-49歳の女性は肉類の摂取量が多すぎて、果物の摂取が不足で、肥満に悩まされる人が増えています。
●1995年から1999年生まれの「Z世代」は社会人となって、働き始めていますが、就職後も親のすねをかじって、両親からの経済的支援に頼る人が多いことが、最近の調査で分かりました。以前の世代と異なり、Z世代は子供のころから経済に困ったことがあまりなかったため、節約しようとせず、ほしいものをすぐに買ってしまい、消費を牽引する新しい力とされています。
●政府当局の発表によりますと、7日までに中国31の省(自治区、直轄市)から、新型コロナウイルスワクチン計7億9413万4000回の接種が報告されました。ワクチンの緊急使用年齢は3歳以上に拡大しています。ところで、中国は既に40カ国以上にワクチンを輸出しており、新型コロナウイルスワクチンを分配する国際的な枠組み・COVAXに対し、第一弾として1000万回分の中国製ワクチンを提供することを確認しました。中国はこれまでに80以上の国々に3億5千万回分のワクチンを提供しました。
●北京2022年冬季オリンピック・パラリンピックのスマートベッドシステムの生産が始まりました。スマートベッドは選手に全面的な睡眠サポートを提供し、体にかかる圧力を分散させ、血行を促進することで、競技中のプレッシャーを解消することができるとされています。
詳しくはどうぞ、番組をお聞きください。