北京
PM2.577
23/19
リスナーの方からのお手紙で、花粉症についてもし中国に良い治療法があれば教えてくださいというご連絡がありました。中国でも、花粉症に悩まされる人が少なくありません。日本語放送のスタッフも、少なくとも5、6人が花粉症にかかっています。完治できない病気のようですが、なによりも防護が大事で、メガネ、帽子、マスクの着用のほか、車内や室内に空気清浄器や花粉ろ過装置をつけることも有効だそうです。昼間、それに晴れる日の夕方が、特に花粉の濃度の高い時間帯であり、その時の外出を避けたほうがいいかもしれません。
さて、今週の番組のメニューです。
▼北京の自動車学校、AI導入で省エネ・排出削減
▼蘇州の高速道路SA、人気スポットに
▼「CRIインタビュー」比較の視点から読み解く中国の民法典~JICA長期専門家・白出博之さんに聞く(下)
<お便りありがとう!>
★東京都大田区の三輪徳尋さん
中国政府が2020年4月21日に海外旅行自粛を指示して以来、観光目的での訪日は出来ない状況となって、すでに一年が経過しようとしています。中国からの訪日観光客の姿を繁華街で見かけなくなって久しく、寂しい思いがします。一時的に人流だけではなく、物流も停止した時には、この先の暮らしを想像して本当に恐ろしくなったことを思い出します。しばらくして、生活に欠かすことが出来ない食料品、雑貨、電子部品などなどの物流が戻り、今でも止まること無く、安定的に輸入されて市場で手にすることが出来ます。この先もずっと、当たり前のようにスーパーマーケットで中国製品を選ぶことができる様な、良い関係であり続けられることを心から望んでいます。
コロナウイルスによって、日本では、外食がめっきりと減り、リモート化が進むなど、人々の日々の暮らしにも変化が生じています。中国でも、コロナウイルスとの戦い以降、リモートによる様々なサービスが増るなど、消費傾向や生活に大きな変化が生じたと思います。コロナ以前から発展の速度も早く、IT技術の実用化も早く、目まぐるしいほどに変化している日常の中で、中国に暮らしている人たちが求めることはきっと多様化して、それに追従するサービスも多様化しているものと思います。
日本も遅いと批判されつつ、ワクチンの接種が始まり、まだまだ時間はかかるものと思いますが、コロナウイルスから開放される日が来るものと思います。その日が訪れたとき、中国からのお客様の多様化したニーズへしっかりと対応することができるのだろうかと考えてしまいます。中国で充実したサービスが提供された国内旅行を堪能し、多様なニーズを満たされてきた人たちに、日本への観光が魅力的なものとして受け入れられるのか心配になります。日本を訪れてくれる中国からのお客様に心から満足していただけるようにもっと中国の現実を見て、理解して、観光再開の日に向けた準備を始めなければならないと思います。
★宮崎県のD.Dさん(ラジオネーム)
今日も盛り沢山の情報と中国のナイス・ミュージック楽しく聴いていました。
清明節の連休に国内旅行ブームとの事で、部門によっては新型コロナ前以上の活況との事。日本経済も昨年より回復して来ているようですが、未だコロナ禍で旅行業や飲食業はかなり厳しい状況。(他の西側も同様と思います)
中国の活況ぶりは、ワクチン接種や健康コードとセットになっているのかなと感じました。中国の後を追う形で、日本や西側の旅行・外食業も回復するかもしれませんね。
★名古屋市のゲンさん
清明節の国内旅行が1億200万人とはびっくり。新型コロナ流行前の94.5%にまで回復したということは、後を走っている日本としては希望が湧きます。農村での民宿が人気というのも、これからの日本の旅傾向を暗示しているかも知れません。日本ではソロキャンプが流行るようになりましたから。
100歳の方もワクチンの接種をされたこと、バスのような車の中で接種が受けられるようになること、これぞニュースです。新しい発想がコロナに打ち勝っていくと思いました。
冬季オリンピックに向けての氷上競技テストイベントの話題もワクワクしました。クラウド中継システムでは12の撮影ポジションのうち、好きな画角を自分で選んで見られるなんて、画期的ですね。装着式体温計でスタッフの体温を常時モニタリングできるのも、素晴らしいと思います。
★高知県四万十市の杉村和男さん
日本で初めて緊急事態宣言が発出されて、早や1年が経ちました。この間アップダウンを繰り返し、未だに何も変わっていないような印象を受けます。
放送の冒頭、中国では清明節で国内旅行が盛んとのお話が有りました。高知県では一定、落ち着いているものの、隣接する愛媛県ではクラスターが続発、しかも感染力の強い変異型が蔓延してきており、旅行どころでは有りません。
137億光年以上の電波信号をも捉える「中国天眼」の話題には大変興味を持ちました。気の遠くなる距離ですね。自然好きなので、宇宙にも憧れが有り、はるか彼方にある銀河などをとらえた時には、ぜひまた放送で紹介してくださいね。
新型コロナウイルスのワクチン接種やWHO、中国合同の発生源調査報告書について、関心を持ってお聴きしました。宿主について、コウモリ由来の可能性が一番高いようですね。中国武漢で発生したウイルスが人を介して、これだけ全世界に広がるだろうかと、疑問を感じています。あくまで憶測ですが、渡り鳥ならぬ、渡りコウモリが居るそうで、ウイルスを持ったコウモリが中国始め、諸外国に飛来、そこで人に感染し、散発的に拡大していったのではないか、そんな気がします。
北京冬季オリンピック、パラリンピックも早や来年なのですね。東京五輪はこの時期になっても、「本当に開催出来るのだろうか」と疑問視する声が多く、ニュースもコロナ一辺倒で、オリンピックが間近になったという感じが全くしません。
高知県土佐清水市下ノ加江で撮影したサクラ(染井吉野)(撮影:杉村和男さん)
下ノ加江川。桜もさることながら、とても綺麗な川です。清流に、桜の花がよく映えます。(撮影:杉村和男さん)
◆ ◆ ◆
この番組をお聞きになってのご意見やご感想をぜひお聞かせください。メールアドレスはnihao2180@cri.com.cn、お手紙は【郵便番号100040 中国北京市石景山路甲16号中国国際放送局日本語部】もしくは【〒152-8691 東京都目黒郵便局私書箱78号 中国国際放送局東京支局】までにお願いいたします。皆さんからのメールやお便りをお待ちしております。