北京
PM2.577
23/19
今日の番組は飛行機で種をまき、砂漠を緑地に変えた話や中国における横方向の最長鉄道路線の全線開通の話、そして、今年の春節連休中、「巣ごもりグッズ」が大人気になっている話や「父が子供を送り迎えする日」の設定などの話題についてお送りします。
●中国空軍のある部隊は39年にわたり、空から樹木の種をまき、累計で1万トン以上の種を内蒙古自治区や四川省、貴州省など中国の西部地域7つの省・自治区の130以上の県や市にまきました。その作業面積は約173万ヘクタールに及び、これらの種から芽吹いた苗は流砂を食い止め、不毛の山を緑の木々が生い茂る山に変えています。
●全長3422キロ、江蘇省連雲港と新疆ウイグル自治区ウルムチ市を結ぶ高速鉄道が全線開通しました。この鉄道は中国の高速鉄道網「八縦八横」(南北方向、東西方向各8 ルート)のうち、横方向の最長路線となります。この鉄道の全線開通によって「新ユーラシア・ランドブリッジ経済回廊」の発展が大いに促進されるものと見込まれています。
●今年の旧正月(春節)は帰省せずに、「今いるところでの年越し(就地過年)」が呼びかけられたことで、春節期間に「巣ごもりグッズ」が人気を呼びました。統計によると、衛生用品や健康グッズの売れ行きが春節期間に急伸したということです。
●湖北省武昌区実験小学校の張基広校長は、「父が子供を送り迎えする日」の設定を呼びかけています。この呼びかけはネット上で話題を呼び、賛成と反対の声はそれぞれの主張をあげており、結論がなかなか得られません。しかし、こうした議論自身は、子育てにおける父親の大切さを物語っているとみられます。
詳しくはどうぞ番組をお聞きください。