「『ニューヨーク・タイムズ』は恥知らず」とWHO専門家

2021-02-14 14:05  CRI

 『ニューヨーク・タイムズ』紙を含む米国の複数のメディアは最近の記事で、中国で新型コロナウイルスの発生源を調査した世界保健機関(WHO)専門家チームのメンバーの話として、「中国側の一部の行動が専門家チームの調査活動をひどく妨げた」と伝えています。これを受けて、米メディアの記事に登場したWHO専門家チームのメンバーが相次いで反ばくの文章を発表し、「自分の発言が歪曲された。『ニューヨーク・タイムズ』は恥知らずだ」と批判しています。

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 WHOの病原体分野の専門家で、米NPO「エコヘルス・アライアンス」の代表でもあるピーター・ダザック氏はツイッターへの投稿で「WHOの任務において、米メディアが書いたようなことは経験していない」と反論した上で、「私は今回の調査で動物・環境作業グループのリーダーを務めたが、中国側の専門家の率直さを感じ、彼らは信頼できると思った。調査を通じて、我々は新しい重要なデータを入手し、ウイルスの拡散ルートをより理解できるようになった」と述べています。

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 また、WHOの公衆衛生分野の専門家であるテア・フィッシャー氏もツイッター上で「『ニューヨーク・タイムズ』の報道は私の発言をひどく歪曲した。WHO専門家チームの感染症学グループにいた私も、記事にあったようなことは経験していない。中国側は我々のグループと良好な関係を構築した。双方が熱い議論を交わしたことも、調査に対して中国側が深いレベルで参加したことを表している。私たちの発言はひどく歪曲された。これは重要な科学活動に暗い陰を落とした」と非難しました。

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 フィッシャー氏の投稿を受けて、ダザック氏は改めて投稿し、「我々は記者に対し、中国での1カ月にわたる調査で得た重要な成果を説明したが、それらの話は断片的に取りあげられて記事にされた。これには本当に失望させられた。『ニューヨーク・タイムズ』は恥知らずだ」と批判しました。(鵬、謙)

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