北京
PM2.577
23/19
今日は親の世代と異なる若者の消費観の話題や今年の旧正月期間の観光市場の見通し、それにコロナ禍における年度末のボーナスの話や、2020年に注目される科学技術の進歩に関するニューストップ5などについてお送りします。
●10代から20代前半の若者は、盲盒(ブラインドボックス)やスニーカー、流行のトイなど、自分のほしいものにどんどんお金をつぎ込む一方で、ほかの商品になると、わずか数元(約100円足らず)の送料でさえ払おうとしません。こうした消費の特徴には彼らの日常生活の変化が反映されています。
●例年なら、春節(今年は2月12日)の連休に伴い観光業が盛り上がるものですが、今年はコロナ禍拡大のリスク回避のため、海外旅行はもちろんのこと、国内の長距離旅行も例年より大幅に減るものとみられます。一方で、住んでいる地元や近場の観光地の人気が急速に高まっています。
●感染症が猛威を振るった2020年、年度末のボーナスについての調査によると、7割の企業が例年通りにボーナスを出しますが、支給額は前年より増加するのは4割にとどまり、しかも増加率は10%以内というところが多かったとのこと。年度末ボーナスの平均は2万1千元(34万円)となりました。
●2020年に注目される中国の科学技術の進歩に関するニューストップ5は、嫦娥5号が初のサンプルリターンを実現、北斗グローバルシステム衛星ネットワークの設置が完了、無人潜水艇・有人潜水艇に新たな進展、深海メタンハイドレートの掘削、小麦の「がん」キラー発見というものです。
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