【観察眼】隔離すれども愛は隔てず

2021-01-27 16:50  CRI

 このほど、新型コロナウイルスの確認患者が報告された地域が出て、その中には、中、高リスクとされる地域もある。そういった地域に住む一部住民が感染予防・抑制のため、指定された場所で隔離せざるを得なくなっている。昨年、武漢がロックダウンした当初、ペットが飼い主の入院あるいは集中隔離のため、家で餓死し、遺棄された光景を思うと、2週間以上の隔離期間にペットはどうしたらいいのかと悩む飼い主が多かった。そのような人たちの声に対して、各地では相次いで解決案が出された。

 河北省石家庄藁城区にある感染が最も深刻だった3つの村では、村民全員に対して移転隔離を実施した。村民が引っ越した後、救援チームを派遣し、村の消毒殺菌をしたほか、養殖場や村民が飼う猫や犬、そして家禽・家畜の飼育代行を行った。上海市黄浦区の場合、ある住宅地の住民がホテルで隔離する際、ペットの同行が許可された。そして、北京市大興区は一部集中隔離が必要な家庭に対して、ペットを飼っている場合、当初、一人が残ってペットの面倒を看ることが許可され、その後ペットが同行できる隔離拠点の設置が明らかにされた。

 現代社会では、多くの家庭にとって、ペットは友であり、家族の一員でもある。多くの飼い主が感染や隔離によりペットの世話ができないことを心配しているようだ。これら地域のやり方の有効性と実行可能性に対して異論もあるようだが、感染拡大の下、ペットの生存に対する思考と努力は無視できない。民衆の声への関心、生存権への尊重、取り組みの速やかさは管理者への支持と信頼の礎になる。このような温かさと人間味がある取り組みがあるからこそ、社会が安定的かつ円滑に運行できるのだ。

 感染報告に注目している方はあることに気づいたかもしれない。現在、一部地域の疫学調査報告の発表には変化が起きている。新規感染病例の性別、年齢、住所など個人情報を隠し、活動路線だけを発表するようになった。適切に情報を公開し、プライバシー尊重の面で改善が見られた。感染拡大当初、個人も社会もとにかく対応するだけになってしまい、取り組みが不行き届きだった点は否めない。しかし、管理者は疫病防止抑制の常態化の下、民衆に耳を傾け、絶えず試行錯誤し、管理方法を改善する中でガバナンス能力が高められた。プライバシーへの尊重でも、公衆の心理状態への関心でも、ペットなど小動物の生存権への重視でも、人間本位のガバナンス理念と社会の進歩の現れになるのではないだろうか。(CRI日本語部論説員)

ラジオ番組
10月29日放送分
00:00:00/00:00:00
  • ハイウェイ北京<月曜日>の担当者 劉叡琳_fororder_周一刘睿琳130
  • ハイウェイ北京<火曜日>の担当者 王小燕&斉鵬_fororder_周二小燕齐鹏130
  • ハイウェイ北京<水曜日>の担当者 謝東&劉非_fororder_周三谢东刘非130
  • ハイウェイ北京<金曜日>の担当者 劉叡&孟群_fororder_周四刘睿孟群130
  • ハイウェイ北京<金曜日>の担当者 任春生_fororder_周五任春生130
  • ハイウェイ北京<週末篇>_fororder_北京直通车周末篇
特集ダイジェスト
最新コラム
新華社_fororder_12日中友好協会_fororder_11人民網日本語版_fororder_10人民中国_fororder_9中国網日本語版_fororder_8東方網日本語版_fororder_7JAPAN online_fororder_5
UTYテレビ山梨_fororder_4中華網日本語版_fororder_3東方通信社_fororder_2中国百科検定_fororder_132959111934859451北京観光_fororder_1
张强