チベット自治区に位置するヤルンツァンポ川は、中国最長の高原河川で、世界最高の標高にある大河の一つでもあります。チベット語では「最も高い山頂から流れる水」という意味で、チベット族の「発祥地」、「母なる川」とされています。ヤルンツァンポ川の上流は世界で最も標高が高く、中国一勾配が急な川です。
ヤルンツァンポ川はチベット西南部のヒマラヤ山脈の氷河から流れ出て西から東に横断し、ヒマラヤ山脈の最東端の山ナムチャバルワから南に向かい、インドのパースィーガートを経由して中国国境内に流れています。(雲莎、星)
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