3月31日 北京・玉淵潭公園
17~6℃(快晴)/撮影:王小燕
【CRIさくら探検隊】から
朝、目が覚めると、窓の外がまぶしく輝いていました。「もしかして?」と、胸の高鳴りを抑えきれず、カーテンを開けてみると、雲一つない青空でした。なんとも言えない贅沢な気分になれました。
本日は前々から予定されていた、リスナーさんとの玉淵潭公園での花見。東京、長野などから前日の夕方に、北京に降り立った奥田さん、吉田さん、高橋さん、田岡さんの4人です。これに北京放送大先輩の李健一さん、鄭湘さん、曙光さんも加わり、8人での花見計画。皆さんは1980年代後半から北京放送を聞き続け、いつも電波では大変お世話になっています。そして、全員が「玉淵潭公園が初めてです」。
公園の桜博士・許暁波さんが、「中日友好のシンボルである桜花園へようこそお越しくださいました」と笑顔で迎え、1973年の植林開始からこれまでの歩みを紹介しました。始まりは田中角栄首相の寄贈した180本の大山桜でした。それがきっかけとなり、その後40年余りの努力を経て、今では、中国原産の種も含め、2600本の桜の木に上りました。今年は開花後に寒の戻りがあり、花見期間は例年よりも長く、ソメイヨシノは満開から5日も経ちますが、まだ咲き続けています。
許さんのお勧めもあり、水辺に植えられていた約100本のソメイヨシノを対岸から眺めてみました。幻想的な世界でした。聞くところでは、導入したのは2005年で、その後10年ほど経過してから、今では桜園の中でもっとも人気のある場所となりました。
青空と湖水に映えた桜。東京では桜はまだこれからという4名のお客さんも、すっかり見入った様子でした。
「本当に美しい。平和だからこそ楽しめる風景です。感動しました」と新潟生まれの高橋雪枝さんは感無量の様子でした。
ちなみに、第29回玉淵潭桜祭りの実施期間は3月23日~4月30日、朝6時から夜8時半まで開催されています。
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