北京
PM2.577
23/19
12月21日は二十四節気の冬至。日本では、カボチャにゆず湯(ゆず風呂)だそうですが、こちら北京を含む中国の北方では、この日に餃子を食べる風習があります。日本と中国とで習慣が違いますが、この日を祝い、厳しい冬の寒さに負けないように、栄養たっぷりの美味しいものを食べて体力、免疫力を高めるという原点は同じなのですね。
さて、今週の番組、主なメニューは以下の通りです。
▼中国最高レベルの経済会議開催
▼全国規模で新型コロナワクチン接種へ
▼安徽省の中国人家庭と彼らの愛犬の物語
陳さん夫妻から「息子」扱いされる愛犬の「ハリー」
<お便りありがとう!>
★愛知県名古屋市のゲンさん
北京の日中の最高気温が0℃、最低がマイナス8℃前後というのは、これぞ冬の北京! と頼もしくさえ思うのですが、住んでいる人たちは辛いですよね。日本も寒波に襲われています。「熱乾麺」食べたーい。
星アナウンサーの、竹内亮監督のインタビューは、お答が、どうかするとありのまま過ぎて素っ気ないというか、かっこつけなさすぎるという印象でしたが、街ゆく人々の数は元に戻って増えても、心の中の第3波、4波への警戒心は解き放っていないという監督の視線は鋭いですね。50人にインタビューしたら、みんな友達を失ったり家族を失ったりしたことを話したという点には、聞いてる私まで心が重くなりました。中国のリアルを伝えたい、ダブルスタンダードは絶対しないという彼の矜持を尊敬し、アフターコロナ、ファーウェイ、共産党結成100周年の今後の作品を楽しみにしています。
★宮崎県のラジオネーム D.Dさん
今週の旬の話題も興味深かったですね。中欧班列・大陸横断鉄道を利用した日本から欧州への出荷、日数も従来の半分にスピード化出来、益々期待が広がりますね。中欧班列・中国の一帯一路プロジェクトに日本も一層参加・協力を期待します。また冬の北京で心温まるA定食の話題が良いですね。オーナー自身、学生時代に助けてもらった善意の恩返し。そしてお客さん達が進んで22元を寄付する善意の広がりが良いですね。伝える斉鵬さんの優しさも感じました。高齢者の方々へのスマホの使い方講習もですが、私達は社会で人々への助け合いや善意を大切にしたいですね。
そしてドキュメンタリー監督、竹内亮さんインタビュー。竹内さんには益々、中日理解と友好に貢献される事を期待します。今後予定と言うファーウェイや中国共産党100年をテーマの作品も、斉鵬さんと同じく私も注目したいと思います。
★東京都の三輪徳尋さん
今日のインタビューでも素材をそのまま使うことによる中立性などが語られていましたが、どこからカメラを回すのか、止めるのか、切り取られたその素材を取捨選択して、どの様な順番につなぐのか、映画が完成されるまでには、それこそ数限りない取捨選択がなされて、現実から切り取られた映像によって作品は編成されていると思います。
監督が見て、感じた武漢の姿がどの様なものかを映像を通じて共有することで、自分にはない視点や考えや想いを感じることに大きな意義があるのであって、ただ、客観的な真実として受け入れて受け止めるのではなく、映像を見た一人ひとりが解釈を広げねければならないと思います。
映像作品は「嘘でも真実でもない」ということは見る側が認識していることが必要なのだと思います。こうした映画がきっかけとして、武漢に関心を持つ人が増え、正しく状況を理解しようとする人が増えたならば、それはとても良いことに思います。
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