北京
PM2.577
23/19
今日は、若い世代の心をつかむ新スタイルの茶飲料の話や、上海市の地下鉄車内に「サイレント」時代が到来したこと、さらに今年のネット用語トップ10などについてお送りします。
●中国では、ミルクティーを好む若者が増えています。急速な発展を遂げたミルクティー市場の規模は2020年末には1千億元を突破する見込みです。流行のミルクティーは、新鮮なフルーツやナッツ類、タピオカなどの食材がトッピングされたスタイルのもの。ユニークな味覚としてだけでなく、斬新なマーケティングの工夫などもあって、特に1990年代生まれの若者を中心に消費者層を拡大しています。
●「上海市鉄道交通乗客守則」が今月から施行されます。乗客は地下鉄車内でスマホなどの音を出すことが明確に禁じられるようになります。違反した場合の罰則が無いため、その効果を疑う人もいますが、「よくない振る舞い」だという共通認識ができあがることは十分な抑止力になると見込まれています。
●「2020年ネット用語トップ10」がこのほど発表されました。「逆行者(流れに逆らって進む人)」、「秋天的第一杯奶茶(秋入りして1杯目のミルクティー)」、「帯貨(ライブコマース)」、「雲監工(クラウド現場監督)」などが上位に入り、新型コロナウイルスの感染拡大や今年の人気ドリンクであるミルクティーなどにちなんだ言葉が注目されます。
詳しくはどうぞ番組をお聞きください。