北京
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司会進行を兼ねる竹内亮監督(右)と「和之夢」代表の趙萍さん(右)
5日午後、南京在住の竹内亮監督は「和之夢」制作陣を率いて、武漢市内のショッピングモールで作品鑑賞交流会を開きました。武漢市や湖北省をはじめ、北京、上海、新疆など、全国各地から200人あまりのファンが駆けつけました。交流会では、80分の特別版「お久しぶりです、武漢(中国語タイトル:好久不见,武汉)」(配信版は60分)が上映され、その後、竹内監督は妻で、「和之夢」代表の趙萍プロデューサーとともにステージに立ち、出演者や撮影クルーと共に来場者からの質問に答えました。
竹内監督は、「年末に武漢でファンミーティングを開催するのは、ロケをした際に決めたこと。無事実現できたのは、感染抑止の成果がしっかりしていることのお陰で、とても嬉しい。一人でも多くの人に武漢観光に来てもらい、地元の経済にも貢献してほしい」と呼びかけに応じた来場者に感謝の気持ちを表しました。
交流会では、「和之夢」がここ数日の武漢市内で行なった取材に基づくショートムービーの予告編も放映され、竹内監督からは「『お久しぶりです、武漢』はすでに過去の作品。世界各国で武漢に対する偏見が未だ続く中、武漢の本当の姿を今後も伝え続けていく」と今後の意気込みをファンに聞かせました。なお、最新作の「ポストコロナ時代(中国語タイトル:后疫情時代)」は、現在武漢で取材している最中で、今月末のオンライン配信を予定しているということです。
交流会会場 観客席の様子
「お久しぶりです、武漢」は、76日間の都市封鎖を体験した武漢市民10人の物語です。6月下旬に、中日英三カ国語で無料配信された後、たちまち3000万回あまりの再生回数で、社会現象級のヒット作となりました。
(取材:王小燕、星和明、趙雲莎)