北京
PM2.577
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今日は、長江の環境や生物多様性保護活動などの話や、このほど正式に誕生した世界最大の自由貿易圏RCEPの話題、そして、コーヒー豆を挽き、食器を並べるロボットが登場した話や、世界の稲作文化の発祥とされる中国上山文化などについてお送りします。
●長さ6000メートルを超え、11の省や直轄市を流れる中国最長の川・長江は、生物多様性が最も豊富な生態系を抱える川です。今年1月1日から長江流域の生物保護区332ヶ所で全面的な禁漁が、そして、来年1月1日からは長江流域の重点水域で10年間の禁漁が始まります。長江の魚類の繁殖周期は約3年とされているため、この期間中に3世代が繁殖し、水生生物が数倍に増えると見込まれています。
●世界最大の自由貿易圏RCEPがこのほど正式に誕生しました。圏内の人口、貿易額が世界の約3分の1を占めるこの貿易圏は、一体化した大規模市場です。地域経済の一体化が推進され、グローバル経済への信頼感が高まるとみられます。
●江蘇省南京市の集萃智能制造技術研究有限公司が、各種ケースに対応できるオーダーメイドロボットを開発しました。例えば、飲食店で活用される場合は食器並べ用の装置が取り付けられます。
●中国上山文化は世界の稲作文化の発祥であると確認されています。浙江省浦江県の上山文化の遺跡には1万年8000年以上の歴史があるとも言われ、そこで「栽培された米粒」が発見されたことから、ここは世界で最も古い稲作農業の遺跡だと見なされています。
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