北京
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23/19
中国では今月13日からの3日連続で、山東省、湖北省、福建省など8つの地域で、海外から輸入された冷凍食品の包装から新型コロナウイルスが検出されたことがありました。これを受け、専門家は「人から人への感染だけでなく、ものから人への感染も防ぐ必要がある」と指摘しています。
2020年の「ダブル11」、通販大手「天猫(Tmall)」の売上が4982億元(約8兆円)で過去最高
さて、今週の番組、主なメニューは以下の通りです。
▼お便り、ありがとう♪
▼「ダブル・イレブン」、今年も大盛況
▼【CRIインタビュー】第3回中国国際輸入博覧会を振り返る~ジェトロ上海事務所の水田賢治首席代表に聞く&Aちゃん記者の輸入博見聞
北京スケッチ(11月14日、平文智撮影)
<お便りの抜粋>
★宮崎県のラジオネーム D.Dさん
今年も「双11」を迎えますね。当初の「独身の日」も今は既婚者も仲間入り?の巨大なネットショッピングの日という感じ。日本でも大きく報じています。お二人も何か買われましたか?巨額の売上げもですが、どんな分野の品が人気で売れているのかも気になりますネ。
今中国で話題のライブコマース、取材の佛山市・万和新電気のスタジオから小燕さんと斉鵬さんの臨場感溢れるリポート、同社家電ライブの熱気や意気込みが伝わって来ましたね。
日本では今のところ従来のTVショッピングが主流で、各局で家電やファッション、健康・ダイエット食品等を、アナウンサー/司会者が実演して販売(ケーブルTVではTVショッピング専門チャンネルもあり)ラジオでも同様なラジオショッピングがあります(前にパソコンを買いました)
中国で盛り上がるライブコマースの新しさは、AI技術とスマホでダイレクトにアピールし即購入出来る感じ。取材の万和新のプロジェクトからも将来性を感じ、中国でのビッグウェーブに注目です!
★東京都の三輪徳尋さん
今年もダブルイレブンが始まり、予約販売を含めて、すでに3兆1000億円を売り上げたことは本当に驚くしかありません。ネットには中国の製品だけではなく、あたりまえに世界中の商品が売られていて、輸入品も日常的に購買されていることを感じました。
先日などは、AliExpress Shoppingサイトで面白い家電を見つけて買おうと詳細を見たならば、なんと日本製だったり、けれど、その商品は日本国内では販売されておらず、思わず逆輸入してしまおうかと考えています。
このところ、米中の貿易には不協和音が響き、日本にもその影響が及び、IT分野での中国企業を排除することが検討され始めていることは残念でなりません。米国の方針に追従することが本当に日本の国益となるか、十分に考えて欲しいと思います。
輸入博覧会の様子を見ていると、世界中の企業がカップリングを望み、中国との成約を望んでいるように思えます。米国政府のゼロサム思考で、今まで作られた中国経済と世界の企業で構築された関係を清算させようとする企てが成功するとは到底、思えません。誰が一番だとか、二番だとか、つまらない意地をはって、被害妄想的な思想で対立することで、世界の経済が失うものはとても大きいと感じます。
幸いなことに今回の米国大統領選挙によって政権が交代することになると思いますが、新政権は、ゼロサム政策ではなく、様々なことで妥協点を見出して建設的な関係を取り戻して欲しいと思います。毎回、日本が米国の考えに巻き込まれ、主体性がないことを痛感することは、不快でなりません。
感染症や温暖化など、世界中がまとまって対峙しなければ大きな問題が山積している時に、本当に馬鹿げたことで、手を携えて望めないことが将来にどれほどの悪影響をもたらしてしまうか、一人ひとりが十分に考えなければならないと思います。
★北海道石狩市の上田知晴さん
浙江省でのレポート全体の中に里山に関連するお話と情報や風景をたくさん散りばめてご紹介くださっていましたこと、本当にありがとうございます。又、山梨県の下積翠寺町に似た風景がたくさんあるといったお話も大変参考になりました。ありがとうございました。甲府を通過したことはありますが、下積翠寺町に私は行ったことが無いのでインターネットでその風景を検索させて頂きましたが、そうなんです。甲府という都会のすぐ真横にこんな風景。それが浙江省でもたくさん残っているとのこと。うらやましいです。都市の発展は私達の物理的生活は豊かにしてくれますが、それに浸っていると、何となく疲れます。そんな時にちょっと立ち寄るだけでほっとする感覚、ちょっとだけノビノビしても良いかなと思える少しのゆとり、それらを与えてくれるのが街の近くにある里山なのです。それをしっかり残しつつ街を加速的に発展させる中国独自の高度経済発展政策。私達の国の高度経済発展の時は環境問題や公害問題は、おカネを生み出すことの方が大切とされて置き去りにされてきました。でも、今は時代が違います。エコとグリーン、つまり、私達が生きていくための社会を包み込むありとあらゆる環境問題に配慮した発展が求められています。常にこの問題から視点を外さない中国の経済発展政策。物質的ゆとりを追求しつつも、精神的ゆとりも忘れない。真にゆとりのある社会、小康社会を見据えているからこそ、この発展政策なのだと考えます。私達も十分に見習っていかねばなりません。そんなことをたくさん教えてくださっているこの番組で、これからも又、色々なことを勉強させてください。
★名古屋のゲンさん
●今日は11月11日です。中国は一刻一刻大変な買物シーンが繰り広げられている頃でしょうか。
今回の放送は上海の輸入博覧会と広東省仏山市のレポートが、先々週の浙江省寧海県のレポートの残像と重なって私の頭の中が大混乱を起こしています。お二人とも本当に忙しい出張の日々でしたね。中国のコロナ禍からの立ち直りの速さには目を見張りました。
●第3回の上海の輸入博ではジェトロがオンラインでの商談の工夫をこらし、日本企業は、「今年は中止かと思っていたのに、世界中の経済活動が止まってしまったような中で、中国だけが活況を見せたことに感動している」との言葉があり、私も衝撃のレポートでした。AちゃんのCHINAレポートの動画でもしっかり拝見しました。
●先週に続いての広東省の電子商取引センターの生配信基地からは、お二人の小声の現場レポートから始まり、聴いてる方も緊張してしまいました(笑)。でも、真面目な斎鵬さんが「若い可愛い男性が…」とか「お化粧をきれいにした女性が…」と実況していたのには、何だかほっこりしたぬくもりを感じました。朝8時半から夜の12時半までの中継って、過労死してしまわないかと心配ですが、交代要員ももちろん一丸となって、一生懸命仕事をされているんでしょうね。
●万和新電気の販売額は前年同期比で約300%増加して、この生配信の販売で更にW11には伸びるだろうというお話、そして、中継しながらの販売が全体の2割を占め、オンラインとオフラインの売上比例が近づき続けているとのこと。ビッグデータの活用がそれを可能にしていくのですね。いやはやすごい時代になりました。
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