北京
PM2.577
23/19
今日の番組は中国が自前で開発した「北斗衛星測位システム」を生かした鉄道整備の話や、中国の寒冷地にある交通ハブの中では最北に位置する牡丹江交通ハブの工事の話、さらに冬の到来に備えて中国の人々が愛用する「ポカポカ神器」の話題やインターネットで話題になっている「オシャレすぎるおじいちゃん」の話などについてお送りします。
●世界でもトップレベルにある中国の高速鉄道、その安全運行に北斗衛星測位システムが活用されています。北斗衛星測位システムの高精度な測量により、鉄道の走向、軌道の高低差、軌間距離などのデータが正しく測量され、走行の安定化が実現できました。また、中国と欧州を結ぶ定期貨物列車(中欧班列)の超長距離線路は、モバイル通信の電波が入らない地域も含まれていますが、北斗衛星測位システムにより走行データがリアルタイムで運営センターに送信され、走行の安全が確保されています。
●中国の寒冷地にある交通ハブの中では、最北にある牡丹江交通ハブはこのほど主体工事が完了しました。気温が低く、凍土層が厚いといった難題を克服し、施工技術や建築資材などの面でこれまでにない試みを導入していることから、寒冷地にある大規模インフラプロジェクトのモデル工事とされています。
●日一日と気温が下がり、冬がそこまで来ている今、中国では、人々は寒さ対策でいろいろな工夫を凝らしています。羊肉のスープなどの旬の食べ物、ズボン下などの冬物衣類、それに電気ヒーターなどの寒さ対策グッズが、気温が下がるのと同時に、売り上げを伸ばし、人々に愛用されています。
●湖北省武漢市在住の83歳の康さんがおしゃれ好きなおじいちゃんとして、ネット上で話題となっています。元大学教授の康さんは、定年退職してからブロガーに転身し、「紳士風」から「ストリート風」、「中国風」などと様々なスタイルの衣装で撮影した写真をインターネットにアップし、フォロワー数を増やしてきました。
詳しくはどうぞ番組をお聞きください。