北京
PM2.577
23/19
今日の番組は、中国の鍋料理「火鍋」の話題や、上海市に現れた野良イヌや野良ネコのエサを売る自動販売機をめぐる市民の声、さらに新型コロナの感染抑制に関する話題や、中国は世界2位の消費市場になったなどのトピックスについてお送りします。
●中国の鍋料理「火鍋」はその起源が重慶市にあり、その歴史が千年に及ぶ重慶の文化を反映したものだといわれています。全国で知られる火鍋ブランドトップ100ランキングでは、重慶市発祥のものが5分の1以上を占めています。
ところで、唐辛子と山椒をたっぷり入れ、強い香りが漂うというのが伝統的な重慶火鍋ですが、いまでは新しい食べ方も続々と登場しています。20代の若者を中心に、客の若年化、そして食べ方のファッション化が進み、見た目を重視する傾向がみられています。
●上海市では野良イヌや野良ネコが増えています。こうした犬や猫に餌を入手するための自動販売機が現れました。1元(約15円)のコインを入れると、1食分のペットフードが出てきます。使い勝手がとても便利ですが、市民の間では賛否両論です。野良ネコや野良イヌの世話をするのも良いですが、同時に、その管理にも力を入れるべきだという声も高いからです。
●山東省青島市では、搬送中の輸入冷凍タラの外装から新型コロナウイルスが検出されました。冷凍食品の外装から検出されたのは、世界でも初めてのケースとなります。コールドチェーン輸送で新型コロナウイルスが長時間生存できることが確認されましたが、普通の消費者にとっては感染リスクが低いということです。
●北京市では海外からの渡航者に3度のPCR検査を義務付けています。1回目は帰国前5日以内に、2回目は入国時に、3回目は観察期間(14日間)終了後に行われます。
●中国は消費規模が650兆円に達し、世界2位の消費市場になりました。ここ5年間、市場における商品の供給が豊かになりつつあり、消費の規模が拡大し、消費構造の高度化も進んでいるといます。
以上の内容、詳しくはどうぞ番組をお聞きください。