北京
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ハイウエイ北京、今日は世界企業500社番付で中国企業の数が初めて米国を抜いた話や、大学受験を終えた受験生の夏休みの過ごし方、2020年中国ブランドトップ500の話題、若者を魅了する満州族のチャイナドレスに関する話題などについてお送りします。
●米誌「フォーチュン」が10日に発表した2020年版大手企業500社番付によりますと、中国の大陸部と香港地区の企業の数が124社に達し、史上初めて米国(121社)を抜きました。上位の中国の企業は昨年に引き続き今年も中国石油化工集団公司(2位)、国家電網公司(3位)、中国石油天然ガス集団(4位)でした。IT分野では京東集団、阿里巴巴(アリババ)集団、騰訊(テンセント)持ち株有限公司、小米集団の4社がランクインしています。また、中国工商銀行、中国農業銀行、中国建設銀行は前年に引き続き利益のベスト10入りしました。
●大学受験を終えた受験生がショッピングに旅行、フィットネスなど多彩豊富な夏休みを送っています。買い物では携帯電話、タブレットコンピューターなどの電子製品や、メークアップ製品、スキンケア製品などが人気を集めています。エンターテイメントでは密室ゲームとテーブルゲームが急上昇し、ホームパーティ、カラオケ、アミューズメントパークも人気が高まっています。旅行に出る若者も増えており、旅行先の都市で一番人気なのは四川省の中心地、成都です。このほか、ダイエットやフィットネス、自動車免許の取得、楽器の練習など若者が多種多様な範囲で楽しんでいるようです。
●このほど発表された2020年中国ブランドトップ500によりますと、華為(ファーウェイ)、騰訊(テンセント)、阿里巴巴(アリババ)が上位3社で、地域別には北京市、広東省、上海市が前回に引き続き有名ブランドの集中地点となり、トップ500入りした半数以上がこれらの地域を拠点としています。業界別には医薬品・医療、電子、インターネット、食品飲料品の順になっています。
●52歳の陳玉秋さんは満州族のチャイナドレスの製作で吉林省無形文化遺産の伝承人に認定されています。陳さんの手作りチャイナドレスは現在若者の間でも人気が高まっています。
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