北京
PM2.577
23/19
今日のハイウエイ北京ではデジタル技術を駆使してコロナと闘う中国の経験が世界から称賛されている話や、中国で一人暮らしをしている人が1億人近くに上っている話題などについてお送りします。
●新型コロナウイルスの感染防止対策として複数の国が、ビッグデータや人工知能などのデジタル技術を駆使し、人々の行動の追跡、感染者の特定、濃厚接触者の追跡、隔離、診察管理、医療物資の供給などに応用しています。北京市や武漢市の住民が現地のアプリを利用して自分の健康状態を表示し、仕事や生活のさまざまなシーンで情報を提供しています。中国では顔認証で進んだ技術を持つハイテク企業の開発した非接触型の体温測定ソフトなどを応用し、人工知能監視カメラやドローンなどの活用で密集した人の群れを監視し、患者の治療や医療資源の配置など、感染拡大防止のさまざまな分野にデジタル技術が駆使されています。これは医学誌「ランセット」や英国放送協会(BBC)によって高く評価され、中国の経験はイランなど他の国に参考となっています。
●民政部によりますと、中国の成人の単身者は2018年に2億4千万人に達し、うち7700万人が一人暮らしで、2021年にこの数が9200万人に達する見込みです。増加の理由には寿命の延長、価値観の多様化、一人暮らしの利便性が上げられます。単身者の増加にともない、「おひとりさま経済」が盛んになりつつあります。
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