北京
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「ハイウェイ北京」では中国抗日戦争記念館のボランティア解説員で当時を知る鄭福来さんのことや、中国の若者が職探しに当たって何を重視するのか、また、感染症下の大学受験会場を取材した話や、洪水と土石流への注意を呼びかける警察官の話などをお送りします。
●1931年生まれで1937年に起きた盧溝橋事件(七七事変)の目撃者である鄭福来さんは抗日戦争の歴史を語るボランティア解説員を70年近く続けてきました。2015年、第4期北京市級無形文化遺産の代表的伝承者に、盧溝橋を語り伝える民間文学に貢献してきた鄭さんが入選しました。
●中国の若者が職探しに当たって「見た目」より「中身」を従事することが調査の結果で分かりました。それほどハイグレードには見えないものの、キャリアを鍛えられ、発展の可能性が大きい仕事が若者にますます注目されるようになっています。こうした仕事は個人に対する要求がより高くなり、プレッシャーに耐えうる精神、成長を目指す精神、時代と共に前進し学び続ける精神が求められ、多くのポテンシャルの発掘や自己価値と成長の実現につながるとみられます。
●新型コロナウイルス感染症の予防抑制期間という特殊な状況の中で行われる2020年全国大学共通入学試験(7月7日から10日にかけて)。感染症対策としてどんな具体策をとっているのか、新華社通信の記者が北京市最大の試験会場である北京市第十二中学を訪れました。試験官のPCR検査、試験教室の衛生管理、受験生の体温測定、予備試験場の設置、応急対策の制定など詳しい対策が実施されます。
●中国の南方地域では連日の豪雨で河川の水位が急激に上がっています。洪水と土石流が発生する危険にさらされた雲南省昭通市彝良県で地元の洛旺派出所の警察官が1時間近く大声を出して人々に緊急避難を呼びかける動画がインターネット上で流され、話題となっています。
詳しくはどうぞ番組をお聞きください。