北京
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23/19
ハイウエイ北京、今日はガチョウ養殖を通じて貧困から脱却する新疆ウイグル自治区ケリヤ(于田)県の試みや、北京では約10万人の宅配業務員がPCR検査で陰性だった話、それに、7日から10日にかけて行われる中国大学統一入学試験で感染対策が徹底化されていることや、新型コロナのクラスターがおきた北京・新発地市場で感染した患者の中で初の退院者が出た話、ライブコマース業界がいまどきの若者の就職先としてホットな分野になった話題などについてお送りします。
●新疆ウイグル自治区ホータン地区ケリヤ(于田)県では2019年からガチョウの養殖業の発展に力が入れられ、住民を貧困から脱却させようとしています。地元では広大な面積の湿地や水稲栽培をしていた水田が生態養殖に最も適した場所となり、「水田ガチョウ」のブランドが次第に市場競争力を強めています。
●北京では約10万人の宅配業務員がPCR検査で陰性でした。宅配員は毎朝仕事前に営業所で体温を測り、防護グッズやハンドソープ、使い捨ての手袋を受け取り、仕事中のマスク着用が要求されています。
●7日から10日にかけて行われる中国大学統一入学試験。北京市の受験生は4万9225人に達しています。今年は新型コロナウイルス感染拡大を抑制する一方で新たな受験方式を実施します。受験生や関係者は試験前にPCR検査が要求されるほか、1つの試験会場の受験生数は20人以下に制限され、試験中のマスク着用が求められます。期間中に急な発熱などを生じた場合、予備の試験会場に移動することになります。
●新型コロナのクラスターがおきた北京・新発地市場で感染した患者の中で初の退院者、何さん(男性、56歳)が6月29日午前地壇病院から退院しました。6月3日に新発地市場で羊肉を購入した際に感染したとみられる何さん、「決して気を緩めてはならない。感染防止対策をしっかりするべきだ」と注意を呼び掛けています。
●今年上半期にはライブコマース経済の人材ニーズや参入しようとする求職者の規模が前年同期比の数倍増えていることが関連の調査結果で分かりました。多くの若者が就職活動の際にこの分野に狙いを定めています。創造力とアイディアがあるライブ配信パーソナリティを目指す数人の若者の物語を交えてお送りします。
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