北京
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23/19
①埼玉県比企郡 松本 卓也
笹川杯の作文コンクール2019、優秀賞のリ・ハクカンさんの作文「教育の本質とは何かー窓際のトットちゃんを読んで」を聴いて、教育者の端くれでもある私は、とても感銘を受けました。「できるだけ子供の天性を解放する」「子供を信じる」「個性を生かす」・・・、成績や学歴はあくまでもこれらがなされた上で成り立つもの(副産物)に違いがないと私も思います。「成績がよい、有名校に入学した、だから人間的にすばらしい(=人格者)」ということはありません。その子の、持って生まれたものを伸ばそうと、周囲の大人たちが愛情をもってその子に関わり接すること。するとそばで応援してくれる人がいるので、その子自身もがんばることを苦にせずに覚え、「目標」「達成感」という階段を上っていく・・。子供を育てる、教育をするということは、育てる側の大人が日々「学び」であるとも思っています。純粋な子供たちに教えられることは実に多いですし、はっと気づかされることは日常茶飯事。あくまでも大人が子供に与えるという一方通行ではなく、共に人として双方向のものなのだと感じています。リ・ハクカンさんは、教育関係の仕事に携わる珍しく社会人の方ですよね。このリさんの読書経験が、お仕事や私生活に生かされる日が来ることを心からお祈りいたします。
②岐阜県美濃市 平野 精一
6月に入り、美濃市は1日の夜遅くに雨が降った他は晴れや曇りの日が多く、先月までは明け方の寒さを感じることはほとんど無くなりました。私の自宅にある裏庭には木があり毎日のように鳥がやって来ますが、その中にはウグイスも来て綺麗な鳴き声をします。また夜にはわずかですがカエルの鳴き声を耳にします。
日本では新型コロナウィルスの特定警戒が全面解除となり通常生活に戻ろうとした矢先に、福岡県の北九州市ではクラスターが発生しました。私の住んでいる岐阜県でも6月に入って分散登校ながらも児童・生徒が登校する姿を見掛けるようになりました。
先月下旬からは岐阜市と関市の長良川では鵜飼が例年よりも遅れながらも開催されました。しかし、その一方で今年は郡上八幡の“郡上踊り”と高山市の“秋の高山祭り”の中止が決まり、地元では残念な声が聞かれます。
日本も子ども達は登校するようになりました。家庭を持っている近所の人たちと先日会って最初に話すことは子どもの話が中心で、今年は高校受験生で難しい年になると言っていました。それでは、またメールを送ります。再見!
③愛知県岩倉市 杁本 直正
お久しぶりです。なかなか放送を聞いているものの受信報告をメールするまではいきませんでした。私は元気です。家にばかりいて、本を読んだり、映画を見たりしていました。北京市は4日間で79人が新型コロナ集団感染、原因は市場のサーモン?日本語部の皆さんは大丈夫でしょうか?星さん、恵庭市出身でしたか、北海道出身とは知っていましたが、恵庭市だったんですね。石狩振興局の属する恵庭市。よくアマチュア無線のコンテスト「石狩後志コンテスト」で入賞しております!恵庭市は、ハスカップ、カボチャ、ワインなど有名ですね!先月、孫の旭希(あさき)、男の子が100日の祝いをしました。写真を添付します。
赤ちゃんの乳歯が生え始める生後100日~120日の間には、「百日祝い」というお祝いをします。その時に一緒に行う儀式が、「お食い初め」です。中国には、このような行事がありますか?
以上のお便りを7月1日(水)のラジオ番組「中日交流カフェ」でも紹介しています。 水曜日のハイウェイ北京「二時間目」からお聴き下さい。
ハイウェイ北京・水曜日 https://japanese.cri.cn/radio/wednesday