北京
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23/19
「ハイウェイ北京」、今日は北京市では5年間で喫煙者が約55万人減少した話や、北京の今年の春がここ10年で最も長かったこと、それに「5G+VR」の消費新モデルの話題、中国の海底パイプライン敷設の新しい水深記録、さらに「ピクニック経済」の話題などについてお送りします。
●北京市の人口に占める喫煙者の比率を示す喫煙率は2014年に23.4%だったのが、2019年にはすでに20.3%まで下がり、喫煙者数はおよそ55万人減少した計算になります。これを評価して、世界保健機関(WHO)は北京市喫煙抑制協会に「西太平洋地域世界禁煙デー賞」を授予しました。中国の社会団体がWHOの喫煙抑制に関する賞を受賞するのはこれが初めてで、北京市喫煙抑制協会の「VIP」モデル(Vはボランティア、Iはインターネット、PはプレスによるPR)がWHOによって世界の多くの国や都市に喫煙抑制の手本として広められています。
●北京市が5月24日に夏入りしたことで、今年の春はここ10年で最も長い70日間となりました。例年の夏入りは5月19日前後ですが、今年は5月11日から25日にかけての平均気温が例年より0.2度低く、夏入りが遅くなりました。
●「5G+VR」の消費新モデルは中国での市場規模が900億元と見込まれています。工業・情報化部が出した「5Gの加速的発展の推進に関する通知」は、5G+VR/AR(拡張現実)などの応用をさらに普及拡大し、新型の情報消費を促進するよう求めました。「5G+VR」が各種応用シーンに根を下ろし、消費者にユニークな新体験をもたらします。また、感染症に対応して多くの業者が5G+VRの360度VRショッピングガイドプラットフォームの構築に取り組み、オンライン消費を進め、売り上げ増加を図り、オンラインとオフラインの融合による新型消費モデルを確立しました。
●天津海洋石油工程株式公司がこのほど12インチ海底パイプラインの敷設作業に成功し、敷設水深は1542メートルで、中国の海底パイプライン敷設で水深の新記録を更新しました。これは中国の深海パイプライン敷設能力が国際的な先進水準に近づいていることを示しており、深海原油・ガス資源開発の面でしっかりとした基盤を築いている証(あかし)です。
●新型コロナウイルス感染の収束後、全国各地では「ピクニックブーム」が起こり、若者たちの間で流行るレジャースタイルの1つになっています。多くのECプラットフォームの業者が「ピクニック経済」という新たなビジネスチャンスを逃さず「ピクニックセット」を打ち出しています。この話題をアウトドア用品のネット店舗オーナーの話を交えてお送りします。
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