北京
PM2.577
23/19
王毅国務委員兼外交部長は24日に全人代で行われた記者会見で、中国による援助の目的について答え、「コロナ対策のため、中国が外国に提供する支援には、いかなる地政学的な目標や経済利益の計算も無ければ、なんら政治的条件をつけ加えたこともない」と強調しました。
王外交部長はその際、「中華民族は恩返しを重んじる民族だ。我々には、『投桃報李(桃を贈られれば返礼としてスモモを贈る)』という精神に基づき、各国人民が示してくれた中国人民への友情に応える用意がある。中国もまた手助けを惜しまない国で、友人が窮地に陥る時に、何もせずに傍観することはなかった」と述べました。
また、「我々の初志はただひとつ、一人でも多くの無辜の命を救うことだ。我々の信念も変わることなくただひとつ、それは一国がウイルスを制御したことが終息ではなく、各国が共にウイルスに打ち勝ってこそ真の勝利になるということだ」と強調しました。
さらに、「中国は救世主ではない。しかし、干ばつの時に降る雨のように、友が苦しむ時には同じ船に乗って助け合う、真摯な仲間でありたい」と述べました。(藍、謙)