北京
PM2.577
23/19
王毅国務委員兼外交部長は24日に行われた全人代の記者会見で、新型コロナウイルスの起源問題についての質問に答え、「ウイルスの起源に関する中国とアメリカの一部の政治屋との食い違いは、真実と嘘の間の距離、科学と偏見の対比である」と述べ、「歴史は事実と真実によって記されるべきであり、嘘にミスリードされ、汚されるべきではない。我々は良識と理性をもって、今回の地球規模の新型コロナウイルスに対する記述を客観的で偽りのない形で人類の集団記憶に残すべきだ」と示しました。
また、「中国は国際科学界によるウイルスの起源追跡に関する科学研究協力に開かれた姿勢を取っている。そのプロセスはプロフェッショナルなもので、公正さを持った、建設的なものでなければならない」と述べました。
さらに、「ウイルスの起源を追跡する上では、いかなる政治的関与も排除し、各国の主権と平等性を尊重し、いかなる『推定有罪』にも反対しなければならない。ウイルスと緊密に関わるすべての国を対象とし、公開性・透明性・客観性、そして理性を堅持すべきだ」と述べました。(Lin、謙)