北京
PM2.577
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王毅国務委員兼外交部長は、人民大会堂で24日午後3時から開かれた記者会見で、「中国の外交政策と対外関係」についての国内外の記者からの質問に答えています。
王外交部長は会見の冒頭で、「ウイルスには人類を倒すことはできず、人類は必ずウイルスに打ち勝てる。最も暗い時はいずれ過ぎ去る。光は見え始めている」と述べました。
王外交部長はまた、感染症との戦いから得た教えについて、「最大の教えは、各国人民の命と健康がかつて無いほど持ちつ持たれつの緊密な関係になり、我々もかつて無いほどに、各国が一つの地球村(グローバル・ヴィレッジ)に暮らし、人類が運命共同体であるのだと強く意識したことである」と示しました。
王外交部長はさらに、「ウイルスは国や人種を問わず、全人類に挑むものである。政治化すればウイルスに付け入る隙を与え、我田引水すればウイルスに各個撃破され、科学を無視すればウイルスに虚をつかれてしまうだけだ。ウイルスは命を代価に、各国は地域・人種・歴史・文化、ひいては社会制度の違いを乗り越え、手を携えて人類運命共同体を構築し、人類が唯一生きられるこの星を共に守るべきだと我々を戒めた」と述べました。(藍、謙)